桃色の豚

ただの豚野郎

私が風邪をひいた理由

最近、映像クリエイターの殿方と知り合った。

顔とか服装は全く好みではなかったけど、インスタのフォロワーが数千人いたので

「お、すごい人ちゃうん?」

と思って遊んでみることにした。

 

もしかしたら私にも何か仕事をふってくれるかもしれない…ゲヘヘという下心を抱きつつ。

 

彼はとてもマメで、しょっちゅう私に連絡をくれた。

毎日必ず連絡をくれた。

私が返事を返さなくても連絡をくれた。

しかも送られてくるLINEのメッセージは

 

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なんだか甘い感じ。

 

こりゃいけるで。ワイのこと好きやんかこんなん。

 

そして極めつけに

 

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もうこんなん!!!セックスしますやん!!!!!!

 

「まぁ、いやだったらタクシー拾って適当に帰ればいいっしょ。」

私は自分にそう言い聞かせて彼の住む埼玉という地へ向かった。

 

そして決戦当日、彼は埼玉のとある駅まで私を迎えに来てくれた。

寒波で尋常じゃなく寒い日だったので、2人でしゃぶしゃぶを食べることにした。

しゃぶしゃぶは美味しかった。

 

そこまでは問題なかった。

 

そこまでは。

 

いや、本当は問題はあったのだろうけど、表面的には問題はなかった。

 

彼の乗ってきた軽自動車に乗り、いよいよ家に向かう。

私「ここからどれくらいかかるの~?」

男「30分かな?」

 

ファッッッッッ!?

30分!!!!????

 

ちょ…さすがにその距離はタクシーで帰れませんやん!!!!!私の家、東京でっせ…。

しかし乗りかかった船…乗ってしまった軽自動車…私は意を決して寝たふりで気を紛らわすことにした。

 

彼のついたよ~の声で目をあける。

満天の星空…そこはまごうことなきド田舎だった。

いやいや、ド田舎とか関係ないでしょ。セックスするのに場所は関係ねえ。

私は彼が手招きする家に入った。

 

家はとてもきれいだった。センス良さげなオシャレ小物が並び、いかにもクリエイターな佇まい。これが代官山だったら間違いなくオシャレ糞モンスターになってるところだった。

私は「ワイのゴミ屋敷とは大違いやで~」なんて思いながら、つけてくれたやたらデカいテレビで深夜番組をみていた。

 

しかし、これからどうしたらいいのか。

 

勝手の分からない人んち、私は指示が出るまでじっとしていた。

本当は化粧を落としたい…風呂に入りたい…あったかい布団で寝たい…テレビなんてみたくない…嗚呼、自分の家に帰りたい。

 

そしてしばらくして、姿が見えなくなっていた彼が戻ってきた。

 彼は寝間着に着替えていた。

 

男「じゃあ、俺は寝るから。もし寝るなら電気とテレビ消して。」

 

ファッッッッッ!?(2回目)

 

そ、そんなことあります?え、ええええ~~~~~

ポカンとしている私をよそに、彼は寝室に消えていった。部屋には静寂が訪れた。聞こえるのは見たくもない深夜番組の音のみ。

 

寒い夜、帰れないド田舎、入れない風呂、やれないセックス…

 

そんなこんなで私は新年早々、風邪をひいたのでした。

 

ちくしょーーーーーーー!!!!!!

 

なお、翌日は早々に追い返され、来た時の駅とは違う、謎の田舎駅で放流されました。

電車がぜんぜん来ませんでした。

その後は返事が来ないので音信不通です。

 

もしかしてだけど…

しゃぶしゃぶを食べたときに

 

男「俺、学生時代に戻れたらもっとちゃんと勉強したいな~」

私「え、当時勉強をしなかった人は戻ったってやらないでしょ。というか、別に勉強は学生じゃなくても本当にやりたいなら今だって出来るし。」

 

って言っちゃったのがダメだったのかなー。

 

はは。